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82年製FJpan 修理の動機、ネックの22フレット化、ペグ穴埋め直し2014-02-01(Sat)

ストラト再生 2014年2月1日



 親父の病気がいよいよ悪くなって、自分の力ではどうしようもないと
分かったとき、無性にギターを触りたくなりました。(以前のことは
つぶやきや、プロフィールのページを見てください)。

多分、現実逃避と、自分が楽しかった時が重なったのだと思うのですが、
気が振れたように、毎日中古ギターを検索していました。

 でも、間もなく親父は逝ってしまいました。

親父が最期に過ごしたのは、兄と私が大きくなった部屋でもあります。
 
 その部屋の壁に掛けてあったギターがあります。

 私がギターを辞めると決心し、ギター関係の殆どの物を、
結婚して出ていく兄貴に譲った時も、唯一、手放せなかったストラトキャスターです。

 
gu1.jpg


 偶然再会した中学の同級生宅に行ったときに「これ要らんか?」と渡され、
一発で気に入ってしまい、確か4万円で買い取ったはずです。

メーカーはジャパンフェンダーで、取り外したネックの裏に'82/4/23と手書き
されておりました。32年前ですね。。。
ワシもオッサンになるハズやわ。。


 定価もシリーズも不明です。興味ありません。
その同級生も私も、同じビンテージギターのショップでバイトしていたので、
本物の新旧ギブソン、フェンダーを触りまくっておりました。

なので「良いギターとは何たるか」は触ってみればわかるようになりました。


gu3.jpg


これがこのストラトの唯一の手がかりであるシリアルナンバーです。

なんか調べたら、ジャパンフェンダー最初期のモデルでフジゲンが
云々と出てきましたが、今では当時の倍ぐらいの値段が付いておるらしいですわ。

 20歳の頃の私の五感は正しかったのだ!! エヘン!!と
一人高ぶっておりましたが、アパートに持って帰ってきて、いざ新しい弦を
張っても、ペチペチ、ショボショボとしか鳴りません。

分解してみると、ネックがぐにゃぐにゃに狂っておりました。

 それはもう、約3か月前のお話でございます。

 私はこの3か月間、親父を死なせてしまった苦しさを、全部このギターの修理に
ぶつけておりました(それなりに仕事もしてます)。

これから少しずつですが、私の宝物が甦っていく様を綴っていきますよ。

Jake.E.Leeも復活してくれたし、世の中悪いことばかりではないと
神様が私に教えてくれいるようですよ。。









2月6日  まずはネックから




珍しく平日の更新ですが、土曜日は父の百か日ですので今日にします。

予め言っときますが、作業中の写真はありません。
ただひたすら必死にやってましたので、そんな暇はなかったです。
本当はブログのことすら忘れていました。

なので、完成後の写真を解説していくことになります。
失敗の痕跡はありありと分りますのでご安心ください。


つうことで、まずはこれ。


gu9.jpg


この時代の普通のストラトは21フレットですが、私のは22フレットです。

何故か?

私が1フレット足したから。


gu10.jpg
横から。


 本当は友達から譲ってもらってすぐにこの加工はしていたのですが、
今回は大人になったことだし、より精度を上げてやり直しました。(写真は事後の物です)


gu11.jpg


お尻から。(見える文字は私が鉛筆で書きました。
元々の文字はヤスリがけで消えちゃいました)

 継ぎ足した材料は「桂」という木で、当時、東急ハンズで400円ぐらいで買ったものが
道具箱に残っていたので、そのまま使いました。接着剤はエポキシです。

補強に使ったのはマホガニーの薄い角材をストーブで曲げて、それを2枚、
瞬間接着剤で張り付けました。隙間は白い木の粉を瞬間接着剤で固めてパテにしました。

補強は要らないかな?とも思ったのですが、後に出てくるフレット打ちかえの困難さに、
自分を信じられなくなった私がビビって付けました。

なんでメイプルでやらんか?

答え:ホームセンターにマホガニーしかなかったから。
   どうせ自分の物なんで工作さえしっかりできれば無問題。
   この部分だけのためにメイプルの端材を取り寄せるなんて
   ナンセンス。私にはできません。そう、私は割とケチ(親父譲り)。
   

 この継ぎ足しまでは自分の腕としては完璧にできたんですわ。
「ワシもなかなかやるようになったのう」と気楽に構えておったのですよ。

フレット交換に手を出すまでは。。。


それは次回のお楽しみとして、今度はこれ。


gu13.jpg


これも元々から付いてたディマジオのペグです。
でも、やたらチューニングが狂ったり、トルクネジが緩んだりと、
クルーソンが嫌で付け替えた割にはおかしな感じだったんですよ。



gu14.jpg


(写真は修理後のもの)ペグを取り外すと、10ミリの穴に7ミリのペグポスト
という、何とも雑い工事が施されておったのです。

しかもブッシュはエポキシでくっ付けれていて、どないしてこいつを外したろかと、
「半田ごてを突っ込んでボンドを溶かす」
という方法を思いつくまで悩みに悩んだのですよ。

「うちの子をこのままにしておけない」という親心?で

またホームセンターで10ミリのマホガニーの丸棒を買ってきたのですが、
この時ばかりは、ここは力のかかる部分ですので、ばら売りされているトンカチの柄
(樫の木)から丸棒を作ろうかと売り場で10分ほど迷いましたが、レスポールも
SGもマホガニーネックやないか!!と神がささやいてくれて目が覚めました。

ブッシュの深さピッタリにドリルで穴を掘るのの難しいことなんのってあ~た。

「ワシ、とんでもないことに手を出したんちゃうか。。」とぞっとしましたが、
もう、後には引けません。

そんな感じでマホガニーの丸材で一端、蓋をして、丁度真ん中に7ミリの
穴を開けたのに、きっちりポストが入りません。  なんで?????

「元々のポスト穴の位置が狂っとる!! エ~ン。マジかよ」

泣く泣く7ミリの穴に小刀を入れましたよ。

ムカついたのでネジは全部ホームセンターのステンレス製のやつに
替えてやりました。

ユルユルだったブッシュ穴はその後、再塗装の膜でキツキツにしておきました。

「ワシもやるようになったのう」

この時まではね。。。
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